ラフティングは泳げなくても大丈夫?

ラフティングツアーの受付の事務スタッフが受ける質問に以下のようなものがあります。

Q.「私は、ラフティングが初めてで泳げないのですが、大丈夫でしょうか?」



もしくは

Q.「私は、泳ぐのがあまり得意ではないので不安ですが泳ぐのが得意でなくてもOKでしょうか?」

いずれの答えにも以下のようにお答えしてます。

A.「はい、泳げなくても大丈夫です!

その理由は、ラフティング中は必ずライフジャケットを着用するので泳げない人も水の中で、プカプカと浮かぶからです。


但し、急流の中の白波の部分、これを専門用語でホワイトウォーターと呼びます。
まさに、白波で白いので、それをこのように形容します。

ライフジャケットを来ていても落ちると、またはこのホワイトウォーターの中で波の勢いを受けると沈んでしまいますが、そのままじっとしていると、ライフジャケットの浮力で浮き上がってきます。

体感的には、浮き上がるまで長い時間がかかっていると感じることが多いのですが

傍から見ていると、その時間は、わずが数秒で、長くても10秒もありません!

ラフティングの初心者の方の様子
(写真では、両つま先がしっかり水面上に上がっているのがわかります)

もし落ちてしまっても、慌てて決してパニックにならないでください。

川では、必ず流されるための安全姿勢を取って下さい。

ツアー前にガイドから必ず説明があるのでよく聞いて慌てず騒がずこの体勢を実行してください!

ラフティングで大事なことは泳ぐことより、浮くことです。そしてもっと詳しく言うと、川の中で絶対に立ち上がらずに、つま先を水面上にあげて流されること、これが非常に重要です。

これをホワイトウォーターフローティングポジションと言います。
何か長くて舌を噛みそうなので、通常は、ラッコちゃんのポーズと呼んでいます。




ホワイトウォーターフローティングポジションについて

今までたくさんの方にラフティングを参加してもらいましたが、泳げない方もたくさんいました。

ライフジャケットを着れば普段泳げない方や水が怖い方でも顔が水面から出るので呼吸ができ安心感を持って浮くことができます。

ボートから意図せず落ちたとしてもこのラッコちゃんのポーズを取り流されて下さい。

ラフティング中に万一ボートから落ちたら


また、川には流れが速く激しいところと、流れが緩く穏やかなところがあります。

穏やかなところでは、ボートから降りて泳いで遊んだり、ゆっくり自然とふれあってもらうことが可能です。

普段泳げない人でもライフジャケットを着ているのでぷかぷか浮いて安心ですよ!

大自然の中で川を泳ぐこともラフティングの醍醐味の一つですね。


また、ライフジャケット等の備品はスタッフが損傷がないかなどチェックしていますし、乗船前にも装着具合を確認します。

皆さまでも各自が装着具合、きつ過ぎないか、もしくは、緩すぎないか?
故障していたり、おかしなところがないかなど確認してください。

もし異常があった場合は、スタッフまでお気軽にお申し付けください。

今回の記事の内容を確認そしてしっかり理解してツアーに参加し楽しい時間を過ごしてください!