先日の夜、探検部の現役生にリバーレスキューについての講習を行いました。
内容は、急流救助についてです。
後輩達の話を聞いていると、自分たちが現役生だった20年以上前とほぼ同じ悩みや葛藤を抱いていることに驚きました。
ちなみに私が探険部員だったころのメイントピックは、「探険活動にとってラフティングとは」でした。
そのころは、答えがあるような無いようなことに思い悩み一歩踏み出せない葛藤状態でした。
あー懐かしい。
但し、今でも後輩に同じような質問をされて、私なりには答えようとしましたが、明確に答えることは出来ませんでした。悩んでいる人に、「悩むより行動」って答えてもしっくりこないですね。反省!
心理学の行動療法的に考えると、「悩むより行動」という大まかな指示でなく、より具体的な事を示した方がよかったのかもしれません。
例えば、ラフティング技術の向上なら「保津川をまずは20本下り、各セクションの川地図を描けるようになること。次の20本で・・・・」等です。
また、自身の傾聴姿勢のふりかえりにもなり、後輩に教えるつもりが、逆に多くのことを教えてもらう経験になりました。
“The good you do for others is good you do yourself; compassion is not for other people’s benefit.”