家や職場の整理をしようと思い、もっとも溜まっている本を整理しようとしています。
但し、捨てようと手に取ると、参考になることが所々書かれていてなかなか捨てきれません。
そんな中でこんな言葉を見つけました。
「まことの道は天地不書の経文を読みて知るべし」 二宮尊徳さんの言葉です。
物事の真理は、本の中にあるのでなく、私たちの日常生活の中の文字に表されていない事実にある。まさにその通りだと思いました。
日々の日常をしっかり振り返り、改善を加えていく、よくないことは反省して行く、言ってしまえば当たり前のことです。正に、天地不書の経文を読んで知ることだと思いました。
また、補足として、森信三さんの談話を掲載しておきます。
読書の重要性を指摘しつつも上記の学び方を推奨されています。
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我々が知恵を身につけるには、優れた人生の師の言葉を傾聴すると同時に、できるだけ人生の知恵を含んだ生きた書物に接するほかないわけです。しかし、結局は自分自らの人生の苦学というか逆境の試練によって、「血税」ともいうべき授業料を納め、「世の中」という生きた学校において、体をしぼって、身につけるよりほかないということです。
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