タバコをやめて20年。
今度は、奇跡的に!アルコールをやめました。まだ、20日ほどですが。( なお、2023年1月現在も続いています)
やめてみて気づいたこと
朝が爽快です。飲んでいたときは、気づかなかったのですが、睡眠が浅かったし、体に負担がかなりかっていたと実感しています。
大袈裟に言えば、小学生の時の「夏休みの朝」感覚です。
やめてみると、高かった血圧の値が上も下も両方落ちました。特に下が常に90オーバーだったのが80台の前半に落ちました。上は、まだ高く130前後ですが、それでも飲酒習慣があったときの130台後半から落ちて病院に行くことやまた降圧剤を飲むことを止めました。
私の仕事は、ラフティング(ゴムボートを使った激流下り)体験の企画と運営です。
事務所で作業をするときもありますし、現場で実際にゴムボートにのってラフティングインストラクターとして働く時もあります。
事務系の仕事と肉体系の仕事が半々というところです。禁酒しての感想は、お酒を飲む時間が無くなったので、その分の時間が出来たこと、朝の集中力が増したこと、肉体的にも以前よりも体力が出来たと思います。
体力増加の原因は、飲酒をやめて空いた時間に、ジムに通ってトレーニングしているせいかもしれませんが・・・。
そもそもアルコールをやめれた理由は、コロナ禍のこの環境で飲み会のシーンが減ったこと、家での一人飲みでアルコールにコントロールされる状態を常々改善したいと思っていたことです。
改善したいと思った強いきっかけは、よく立ち寄るコンビニに60歳台と思われる女性が朝の6時頃からストロング9をコンビニの店の前で雨の日も風の日も飲んでいて、私もこのままだと同じようにアルコールに支配されてしまうようになると恐怖感を感じました。
飲むことをやめた初日は、ユーチューブでアルコールの害のことや禁酒に関するものを見てなんとか耐えました。
やめて2、3日のころは誘惑が強かったです。但し、以下の本を読みなんとか踏ん張りました。
「上をむいてアルコール」
「禁酒セラピー」
その後は、ジムに通い、走ったり筋トレをしたり、サウナに入って夜に暇な時間を作らないようにしました。
夜、口がさみしい時には、レモン味の炭酸水と無塩のナッツ類でごまかしたりしています。
今から考えると、何か心の中で満ち足りないものがありそれを補うためにアルコールに行ってた部分があると感じます。それが習慣になっていました。また、アルコールの耐性が出来て量がどんどん増えて来て、飲まざるを得ない、量は増えるという悪循環が出来ていました。
その他の工夫として、今でもコンビニやスーパーに寄った時になるべくアルコールの棚には行かないようにする。通ったとしても足早に通り過ぎるようにしています。
宴会もマンボウがあけて何度かありましたが、水や炭酸水で凌いでいます。ノンアルコールビールはアルコールを想起させるといけないので口にはしていません。
飲まなくなって3ヶ月過ぎくらいから、やめてどれだけの期間が経つのか気にならなくなってきました。
少しづつ抜けてきているのだと思いますが、スリップというワードがあるように、再飲酒の誘惑の魔の手は油断するといつくるかもわからないと思っています。
但し、アルコールを意識しすぎると飲みたくなってしまうので、意識を健康や夜よく眠れることやスポーツの汗やサウナでの爽快感の方に意識を向けることがよりよいと思っています。我慢するというよりも、自らの意思で爽快感の方を選択することが気分がよいと感じます。
若い時には、おっちゃん連中がすぐ飲む、しょっちゅう飲むということが理解出来なかったですが、今ではその理由が痛いほどわかります。
私の父親も常に飲んでいたのでアルコール依存のDNAを持っていることを意識して、断酒を意識しないように継続していこうと思います。
今から考えると、私にとって、やめるためのポイントは、まずは10日間、次に1ヶ月目、そして3ヶ月位でした。
最初は、「常に飲みたい」という誘惑と戦っていたような気がします。そして日時が経つにつれ薄れていきました。
また、お酒を飲まないための代替行動が重要だとも思います。私にとっては、ジムでのトレーニング、その後のサウナ、そして甘いものを食べることでした。これらがないともしかすると復活していたかもしれません。
禁酒、断酒今では、体調も以前よりもよいので、これからも現場でのラフティングガイドの仕事もより長く続けていける気がしています。
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